黒い手帳

 返済の延滞をすると「ブラックリストに載ってしまう」と言われますが、ブラックリストとはどんなリストなのでしょうか?

名前から想像すると、要注意人物が書かれた黒い表紙の名簿といったイメージですが。


ところが実際は、ブラックリストというリストは存在しないんです。

では、なぜブラックリストと呼ばれるものがあるのでしょうか?




ホワイト情報とブラック情報

カードローンやキャッシングの企業は、顧客情報を信用情報機関に登録しています。

ここに登録する内容は、名前や生年月日といった個人情報から借入情報や事故情報など。

この中の事故情報を除いた顧客情報を「ホワイト情報」と呼びます。


カードローンやキャッシングなど金融機関はこれらの情報を閲覧することができますが、正しい顧客情報を登録することも義務づけられています。

この情報には借入れや返済などの取引内容も含まれているので、返済が遅れるとすぐにわかってしまうんですね。


通常の取引に関するホワイト情報に対し、延滞などに関する事故情報を「ブラック情報」 といいます。

ここから「ブラック(リスト)に載る」という呼び方が生まれました。



返済日から3ヵ月以上入金が遅れると、ブラック情報として延滞の事実が登録されます。

これがいわゆる「ブラックリストに載る」ということです。

その後きちんと返済しても、この延滞のブラック情報は数年のあいだ消えません。
(通常5年間と言われています)。


そして、金融業界では、利用者の支払い状況を非常に重要視します。

ですから、新たなキャッシングを申し込もうとしても審査で不利になってしまうわけです。


また、ブラック情報には延滞だけではなく、債務整理、調停、破産などのすべての事故情報が登録されます。


当然、自己破産者もリストに載ることになります。


カードの作製も厳しくなりますし、ちょっとした買い物であってもローンが使えなくなる可能性が高いでしょう。


個々それぞれお金の事情はあるでしょうが、借り入れ・返済は計画的におこない「ブラック情報」に記載されることの無いよう注意が必要です。